失敗しない事務所の選び方|後悔しない債務整理のために
《回答》内容によりますが最近は司法書士事務所も弁護士事務所と提携しているところも多いです。
司法書士と弁護士の法律上の大きな違いは、司法書士が140万円以下の債務整理(債務整理後の金額)が出来るのに対し、弁護士はさらに大きな金額について扱うこともできるということ、それから、弁護士には地方裁判所の代理権があるので、もし訴訟などになっても安心だということ、などです。
こうしてみると、弁護士のほうが、扱える案件が多く、いろいろな問題に幅広く対応できるのですが、最近では司法書士事務所も弁護士事務所と提携しているところも多いので、司法書士事務所であっても、よさそうだと思う所があれば、問い合わせてみるとよいでしょう。
《回答》いろいろな方法がありますが、最終的にはご自分で判断を。
いい弁護士(司法書士)さんは、本来、口コミで探すものです。でも、普通の人は弁護士や司法書士の知り合いはいませんよね?
その場合、消費者センターなどでやってる、無料の弁護士相談などもおすすめです。ただし、月1回であったり、時間が短かったりする欠点があります。
インターネットで探されるのであれば、まずは無料相談をしてみて、契約までに不安に思っていることを質問して、不安をなくすことが大事です。そして、その対応をみて、任せるかどうかを判断されるとよいでしょう。 相談だけなら無料のところも多いので、複数のところに相談してみて、比較検討されるのもよいと思います。そのさい、少し知識をつけておかれたほうが、話はスムーズに進みます。
《回答》とにかく、借金の状況がわかるものを。
債務整理の相談をするときに、まず必要なのは、あなたの借金の状況です。
どのくらいの借金を、いつから、どこ(誰)からしているのか・・・ということです。それから、収入がわかるもの等も必要です。
詳しい書類等については、実際に相談するときに、事務所に問い合わせればよいですが、あなたの現在の状況(収入、住宅ローンなど)、家計の収支内容などを書き出してみて、最低限返済出来る額を考えて置かれると、相談はスムーズに進むでしょう。
気が滅入る作業ではありますが、ご自分で借金の状況をしっかりと把握しておくことは大切ですし、再スタートのはじめの一歩ももここから始まります。
《回答》債務整理の内容により異なりますが、弁護士費用を払っても今より悪くなることは、まずありません。
弁護士費用は弁護士事務所によっても異なりますが、最近では多くの法律事務所で分割での支払いにも応じています。
また、最初からまとまった金額が必要なわけではなく、弁護士が金融業者等に受任通知を発送すると、とりあえず返済をストップすることができますので、任意整理の場合には、弁護士が債務状況調査して和解方針を決めるまでの間や、法的整理の場合には裁判所に申し立てをするまでの間に、弁護士を積み立てることができます。
弁護士費用が不安な方は、最初にしっかりと尋ねておきましょう。
《回答》きちんと話を聞いて報告してくれる弁護士を選びましょう。
悪徳弁護士というと言葉は悪いですが、自分と相性のいい弁護士(司法書士)さんに頼みたいものですよね。
まずは相談してみて、話をきちんと聞いてくれるかどうか、よく観察してください。実際に手続きが始まったら、こまめに報告してくれる人が安心です。お金についての不安があるのであれば、最初に聞いておくと良いでしょう。
相談したからといって、必ず依頼しなくてはならないということはないので、どうしても不安が残るときは、無理をしないようにしてください。
追伸
さて、債務整理についてはある程度わかった。借金の支払いも大変なので、無料相談してみようか・・・と思っても、実際に相談するときは、やはり不安なものです。 そんなときは、知識をつけるようにしてください。そして、どうしても支払いが無理だと思ったら、早めに相談してみてくださいね。一歩前に出たら、見える景色も違ってきますから。